首の痛み・肩こり

「首」と「腰」は、人間が立って生活するうえで最も負担のかかる場所です。
身体に無理をかけると、姿勢や骨格、ライフスタイル、癖によって「首」か「腰」が悲鳴を上げることがほとんどです。

首・肩の症状

  • 首が異常にだるい
  • 頭が後ろに引っ張られる、乗っかられているように重い
  • 肩が萎えるように力が入らない
  • 肩の奥が鉛のように重い
  • 腕の感覚が鈍い、重い
  • 胸、肩甲骨まわりが突き刺さるように痛む
  • 眠れない
  • 息苦しい
  • 頭痛で薬が手放せない
  • 首が異様に太くなった

首・肩の病名

頸椎椎間板ヘルニア・むち打ち・ギックリ首(頚椎捻挫)・寝違え・ストレートネック・胸郭出口症候群・頚椎症術後の違和感・首こり・自律神経失調症

首の痛みを訴える多くの方は、肩、肩甲骨まわりにも負担がかかっています。
反対に肩こりを訴える方も、首の違和感などがあることがほとんどです。
当院では 首と肩のまわりを一体と考え治療を行います。

首の痛み・肩こりの主な原因
血行不良

「使い過ぎ」、「同じ姿勢」により血(栄養)が首と肩にうまくわたらない。
血が届きづらいので老廃物、疲れの物質も首肩から抜けにくく、細胞が劣化して疲労しやすく、溜まりやすい。
さらに首肩は生活上、常に使っているので休ませにくい。

全身の血行不良の原因として

・寝不足
・ストレス
・冷え
・過労
・運動不足

現代の生活では簡単に改善しにくいですが、上記5点は何の症状に対しても万病のもとです。
心身のストレスを強く感じると、腰と首に自分が思っている以上の負担がかかり、 自律神経が乱れやすくなり、さらに血の巡りが悪くなります。

首肩の血行不良の原因として

・目、頭の酷使
目の使い過ぎ、考え事で頭が休まらない、鼻炎などは、小さな刺激に感じますが常に頭・首を緊張させ血流を悪くしています。
そして、その状態が癖になりやすく改善の邪魔をします。

・姿勢
猫背、パソコン作業時、緊張続きの仕事、巻き肩、いつも同じ肩にバッグを持つなどは、自然と首と肩に負担をかけています。
また、姿勢が悪くなると、呼吸が浅くなり、首や肩の動きも小さくなりさらに血行不良になります。

当院の治療方針

おおもとの改善のため「首肩の血流の回復」を第一に考えます。
痛み、不快が表面なのか、固まっているのか、身体の奥深くなのかを「深さ」「時間経過」「場所」などからコリ,痛みの種類を判断します。腰の負担とのバランス状態も確認します。
首肩だけでなく、目、こめかみ、頭部、肋間、肩甲骨まわり、脇、腕、手、背中なども必ず併せて治療し、上半身全体の緊張をとき、柔軟性をあげて自律神経を整えます。

そして重要な

  • 頭と首の境目
  • 首と肩の交差するところ
  • 胸鎖乳突筋の奥の筋と上下の付着部
  • 首の根元の奥深く
  • 肩甲骨まわりの内側のゴリゴリ

を鍼のあらゆる手段で柔らかくあたためほぐしていきます。
しつこい首の重さ痛み、肩こりも改善していきます。

上記の考えを基本として、「頸椎椎間板ヘルニア・むち打ち・ギックリ首・寝違え・胸郭出口症候群・頚椎症術後の違和感・首こり」などの治療に当たります。

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