病・不調とは
何らかの原因.体質などにより、血流、水分代謝、ホルモン、神経、こころ、内蔵の働き、筋肉.関節の動きなどのバランスが崩れて自分で調整できなくなった状態です。
東洋医学では、「気・血・水」のバランスと表現します。
不調の始まりは、一つの小さなバランスの乱れでも、それが長く続くと、身体全体に様々な症状や検査では分からない苦しい状態になります。
出ている症状を抑えるだけでは、バランスは整わず、不調を繰り返します。
当院では、以下の方法により、身体、こころを鎮静に向かわせ活力のある身体を取り戻します。
治療方針
①緊張している・こわばっている身体を効率よく劇的に弛ゆるめます
骨盤(仙腸関節・腰仙関節)、肩甲骨など大きな関節から小さな関節まで緩め、全ての筋肉もほぐします。
⇒自然と力がぬけ脱力できます。
身体のスイッチをオンからオフへ切り替えやすい準備をします。
身体の要の腰・腹の重要なツボを柔らかく暖かいお灸で芯からあたためます。(お灸のできる施設で施術の際のみ)
②血を身体の隅々まで大きく動かします
弛んだ全身の細胞へ血を運び栄養をあたえ、老廃物を排出します。
⇒疲労感が減り、弱っていた身体に力がでます。
⇒呼吸が大きく、楽にできるようになります。姿勢も良くなります。
⇒寝つきも良くなり、質の良い睡眠が取りやすくなります。
しっかりと身体と向き合い観察してください。
③身体・こころに力が入らない疲れには、力が入るように、休みなく常に働く準備をしている緊張には力がぬけるよう患者様それぞれの状態に合わせ微調整いたします。
⇒自律神経も整い、内臓も正常に動き出します。
⇒抵抗力・免疫力が上がり、疲れ・病を自分で見つけ、自身で回復するよう働き始めます。
⇒ホルモンバランスも整い、幸せホルモン:セロトニン、リラックスホルモン:メラトニン、やる気ホルモン:ドーパミンなども働きやすくなるため、気持ちも落ち着き、やる気、元気、気力も補えます。
①と②と③はそれぞれ密接に繋がっており、③の自律神経などが弛むと更に①の筋肉、関節なども緊張しにくくなりほぐれ、更に②の血は巡り、また気が充実します。
そして徐々に、「自身でバランスの乱れを解消できる身体」「自身で不調になりにくい若々しい身体」になります。
体質改善により改善・緩和できる主な症状
改善
不眠 / 胃痛、食欲不振 / 便秘、下痢気味、痔 /
扁桃腺炎、風邪をひきやすい体質 / 生理痛、PMS(月経前症候群)、冷え性、膀胱炎 /
手術後の後遺症による不調・再発予防(ヘルニア、腸閉塞、脳卒中、その他外科手術 等) /
緩和
糖尿病 / 腎・前立腺の不調、肝機能障害 / 神経症 /
こむら返り / 手術後の癒着(帝王切開、その他外科手術 等
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