当院では治療を進めるにあたって、薬はなるべくやめてください、とお伝えしていますが
薬と上手な付き合い方をしていただきたいと思っています。
それについて記述しておきます。
まずどんな薬でも長期にわたる薬の使用は避けてください。
「一時的に状態を緩和する」目的で一時的に使用する薬は使用可能です。
ただし、向精神薬以外とします。
いきなり今まで飲んでいた薬を急にやめてしまうと体がついていかないこともありますので、薬をやめてくださいと言っているからと全てを急にやめることもNGです。
【ステロイド】
アトピーのステロイドは一時的に症状を抑えるのであればよい使用方法で、
日本皮膚科学会に推奨されている「プロアクティブ療法」できれば20歳以降の大人で、自分の意思で皮膚の状態を読みながら調節できる人ならやってみても良いと思います。同時進行で鍼治療をすると良い結果が得られるでしょう。
（子供の場合はどうしても、自分の意思でコントロールできない場面がありますので、保育園、幼稚園、学校などと相談して進めていくことになります。）
NGな使用方法は、かゆくなってきたから痒みを抑えるためにステロイドを塗る、かゆくなくなったらステロイドをやめる、という繰り返し長期にわたってステロイドを使うということが一番悪い使用方法です。
その他疾患で使用するステロイドについては、一時的に痛みを緩和するものであれば使用してもよろしいでしょう。
【向精神薬】
全ての向精神薬（新薬含め）を認めていません。
使用はしないでください。飲用している方はすぐにやめて鍼治療に取り掛かっていただきたいですが、新薬の場合、急にやめてしまうと逆に大変なことになることがありますので、薬の種類をご相談の上、徐々に断薬をしていきます。
セントジョーンズワートなどの自然なものであれば使用可能ですが、いずれにせよ使用は短期にしてください。
新薬は特に使用をおすすめしません。途中でやめてしまうとしんどくなる場合があります。「使用を途中でやめるとおかしくなってしまうほど、自分の細胞の何かを支配されている状態」は、自然界ではあり得ません。とても異常なことです。
【睡眠剤、睡眠導入剤】
睡眠が取れないからと言って睡眠薬を飲む習慣をつけてしまうのはよくありません。
鍼治療を受けた後、不安であれば睡眠導入剤のみの使用にしてください。
治療を進めていくうちに、睡眠導入剤が必要ないかもしれない、という時期が必ず来ます。
【頭痛薬・鎮痛剤】
一時的に使用するのは良いですが、継続的に使うものではありません。
痛みが発現している理由が必ずありますので、痛みの根元を探り治療をされたほうがよろしいでしょう。生理痛に対しての鎮痛剤も同じ考え方です。鍼治療をしていると痛みはなくなります。
【薄毛治療の薬】
全ての薄毛治療に対する薬を認めていません。
薄毛治療に対して逆に進行の妨げになることがありますので飲用は辞めてください。
※頭皮や体に養分を与えるものであれば使用可能です。
【リウマチなどの免疫抑制剤】
飲んできた期間にもよりますが、少しづつでも良いのでやめてください。免疫抑制剤を使用していると本来感じられている痛みの部分がわからなくなる場合があります。鍼治療で免疫を正常に取り戻していく作業をしていきますので、なるべくは辞めていただきたいです。症状が進行していて痛みが強い場合は要相談です。
【抗がん剤】
さまざまな投薬が考えられますが、必要最小限にしてください。がんの進行度合いにより、薬をやめて良い時期とやめない方が良い時期があります。精神的な不安との葛藤となりますし、見極めは大切ですので、その都度ご相談ください。
薬は付き合い方が大切です。
お医者さんに処方されたから、とそのまま全てを飲用するのはやめましょう。
薬は基本的に毒です。が、時に必要な時もあります。
当院の方針としては薬と病気の状態について最新医学の情報と共に、薬にはなるべく頼らず、シンプルな「コリ」にアプローチする鍼治療を進めます。
薬の使用について、どうバランスを取ればいいのか、やめ時はいつか。などはご相談ください。
治療を進めながら、体調を見ながら、一緒に考えていけたらと思います。
鍼治療で免疫を正常に取り戻していく作業をしていきますので、免疫抑制剤を使用していると本来感じられている痛みの部分がわからなくなる場合があります。痛みが強い場合は治療に対応いたしますのでご連絡ください。
抗がん剤
さまざまな投薬が考えられますが、必要最小限にしてください。がんの進行度合いにより、薬をやめて良い時期とやめない方が良い時期があります。精神的な不安との葛藤となりますし、見極めは大切ですので、その都度ご相談ください。
薬は付き合い方が大切です。
お医者さんに処方されたから、とそのまま全てを飲用するのはやめましょう。
薬は基本的に毒です。が、時に必要な時もあります。
当院の方針としては薬と病気の状態について最新医学の情報と共に、薬にはなるべく頼らず、シンプルな「コリ」にアプローチする鍼治療を進めます。
薬の使用について、どうバランスを取ればいいのか、やめ時はいつか。などはご相談ください。
治療を進めながら、体調を見ながら、一緒に考えていけたらと思います。
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